月乃さくら心理カウンセリングルーム

事例2

【長引くうつ状態】

26歳 会社員 Mさん(女性)

 時々、急にイライラすることが増えてきて、長年つきあっている彼とのけんかも増えていき、なんだか会うのもおっくうになってきました。ついには仕事もやる気がしなくなり、休みがちになり、長いうつ状態が始まりました。数年前までひどかった摂食障害も再発してしまいました。

彼からキツイ言葉をかけられることも多く、それが原因だと思い相談したのですが、カウンセリングやセラピーを受けていくうちに、他にもさまざまなトラウマがあるのではないかと指摘されました。話をしていくにつれて、阪神淡路大震災の時の記憶や交通事故で1週間ほど入院していた時のことも思い出しましたが、自分自身、もうそんな昔のことは全然気にしていないと思っていました。けれど、セラピーが始まると、途端に涙があふれ出てきて、怒りや罪悪感の感情もたくさんでてきて、こんなにも強い感情が抑え込まれていたのかと、びっくりしました。

 自分では気づかなかった、いろんなトラウマがあることがわかり、妙に納得がいく感覚もあって、15回ほどかけて、じっくりと一つ一つ、セラピーを受けて癒していきました。

 セラピーの回数を重ねるにつれて、彼との関係が良くなっただけでなく、いろんなものに対する見方・感じ方がガラリと変わり、周りの景色も色が違って見えるような不思議な感覚がありました。好きなことに対するやる気も出てきて、それまでの仕事を辞めて転職もして、新しい仕事を得ることができました。

相談内容とは直接関係なかったのですが、耳の聞こえも以前よりよくなり、肩こりもセラピーの後はすっきりすることが多かったです。
心身ともに健康に、新しく生まれ変わったような気持ちです。本当にありがとうございました。


月乃より:PTSDの症状は、体験直後や数年後までに発症するすることも多いですが、人によっては40年もの時間がたった後に発症した例もあり、本人がそのトラウマの存在に気づかないことも多いです。その体験を覚えていたとしても、それが今の問題と結びついているとは思えずに苦しみ続けてしまう人も多いです。また、心と身体は深く結びついていますから、トラウマを癒していくことにより、体調が良くなっていくこともあります。
※この記事は、ご本人のご了承を得て掲載しています。


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